偏差値が低くても。

本日は「人を大切にする」弊社で、わたしからみんなに伝えたことをシェアします。朝はほぼ恵比寿店にいるため、恵比寿のメンバーにしか伝えていませんので、池袋のみんなにも知っていてほしいな。

TRCは「決まりがない会社」です。この一言だと語弊があるかもしれない。でも間違いなく「規律ばかりの会社」ではありません。決まってないものはたくさんあります。給料、退社時刻、休み、昼休みの時間、休憩のルール、髪型、メイク、昇進の目安、敬語のルール、入社基準・・。まだあるのかな。斯く言うわたしも、大学生からTRCの社長で、他社に就職をしたことがないもので。(笑)あまり自由さに気づいていないこともありますが、恐らくかなり自由度が高い会社です。

「自由なんだーいいなー」と思うかもしれませんが、例えば、髪色規定はないものの、TRCに金髪はいません。別に「金髪はダメだよ」と言ってるわけではありませんが、金髪はいません。なぜでしょう?「第一印象においてお客様からの信頼を損ない、それが損することだ」とわかっているからです。

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金髪はいない。そしてなぜかみんな髪が短めになってきた。

この「決まり」に対しての考え方は、中学高校で言うところの「偏差値が高い学校」に対しての処置と同じです。偏差値が高い学校は、校則(決まり)が緩いところが多く、偏差値が低い学校は、校則(決まり)が厳しいところが多いですよね。なぜかといえば、偏差値が高い学校は、決まりを事細かに記さなくても「程度」や「節度」を理解しているだろうと、学校側が生徒を信頼しているからです。制服すらない学校もありますね。大人になったときの「自分で決める、考える訓練」ともいえるかもしれません。

人は、相手に信頼がないとき、ルールを敷きたがります。恋人関係や親子関係、様々な場面であるでしょう。大きい話だと、国家レベルでも。(余談ですが、わたしが塾講師だったときは、クラスレベルによってルールの数を変えていて、下位クラスほど、低学年ほど、信用がないため、ルールを多くし、生徒を扱いやすくしていたのを思い出します。上位クラスは黙ってても、何でも質問してきて、自主的に勉強していました。)わたしも経験上、ルールが多いほうが楽なことは知っています。でもルールが多いことは「信頼がありませんよー」と相手に言ってるのと同じで、敷かれた方は窮屈で仕方がありません。

うちは決して偏差値が良い子ばかりが集まってるとは言えません。わたしも含めてです。勉強とか学力じゃないですよ。仕事偏差値とか経験値とかのことです。それなのに、決まりが少ないのは「仲間に窮屈な思いをさせたいわけではないし、自分でしっかり考えてその場で正解の行動を取れるようになってほしい」からです。そして何より、受け身だけの人間は生産性が低いです。ルールの中でしか考えられなくなると「言ったことしかできない子」に育ちます。

わたしも大学生でTRCに入ってきて1年以内に社長になり、メンターの矢川社長、代表のさえさんに同様に育てられてきました。わたしは超自由人で、窮屈なことが大嫌い・・・なくせに、長年「勉強だけしていればよかった(言われたことなら出来る)学生時代」を過ごしてきていたため、「自分で考えなさい」が超ツライときがありました。「これをやれ」と命令されるほうがどれだけ楽か・・・。でもわたしを「雇われ社長」(受け身)にせず「経営者」として育てると決めてくれたから、命令されたことは一度もないのです。感謝してもしきれません。

だから、わたしもみんなに命令しません。あれだけルールを敷くのが大好きだった照山先生(だったよね?早稲アカのみんな。読んでる子いるのかしら)ですが、もうしません。みんなに自立している自由も責任も併せ持ったかっこいい女性になってほしいから。(わたしもまだ途中だよ)

TRCに入社して仲間になったからにはそこまで責任を持ちたいんです。そしてこんなふうにみんなを大事に想うからこそ、わたしが絶対許せないことがあるのです。

長くなったからまた明日。

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trc-musume.hatenablog.com

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