個人事業主の「個人」と組織の中の「個人」

今日は4月に入って折り返し地点ということで池袋事務所にて全メンバー揃ってのミーティング。メンターも代表もわたしも参加して、総勢15人くらいでいつも月2回ミーティングしています。

f:id:trc_musume:20180416144939j:plain

うちは売上に向かって仕事してるわけじゃあないんです。「へ?」って思うでしょう。「売上上げてなんぼでしょ」って。違うんです。「売上を上げるのは当たり前」で「人が手に入れられないような未来が欲しくて」仕事してるのです。売上を上げるのは普通の人でも出来ることだから。要するに【全員主役】です。

 

「売上を出すこと」関連は、真摯にみんなやっている。集客も頑張る、お客様にも熱心に入る、接客も丁寧、知識も技術も精進する。

でも「人が手に入れられないような未来を得ること」関連については、全然やってない。形が決まってないことだから、追いかけづらいんだろうとは、思う。

 

でもわたしは「人が手に入れられないような未来を得る」ことをしていたら、自然と売上が出せることを知っている。だってその人はとてつもない影響力を持ってキラキラ輝くから。その人に売上が出せないはずがない。だから「売上を出すこと」は、オリンピックに出場して金メダルを獲る選手にとってみたら、ウォーミングアップの運動くらいのことなんだよ。でもそれやらないと絶対ケガする!ってくらい、必要不可欠なこと。

 

わたしは個人事業主を半年やっていたからなんでも自分でやらなくてはいけなかった。「PR活動(SNS,ブログ)」「ポップチラシ作り」「メニュー表作り」「金額決め」それが「売上を出すこと」に必要なことだったのでやっていたけど「なんでも自分でやるその姿勢」が大きな財産になっていった。個人事業が終わり、スクールの運営を始めると「イベント運営」や「セミナー講師」、「自分ブランディング」、「他社提携イベント」「他社飛び込み営業w」「ブログマーケティング」「起業コンサル」なんでもほぼ一人でやっていた。これもまた「売上を出すこと」に必要だったけれど、若いのにたくさん経験させてもらい、結局また大きな財産になった。正直「個の力」はそのへんの女の子誰にも負けないほど、やり尽くした。

いま、うちは個人事業主の集団を作らずに、社員仲間という形で組織にしている。組織の良いところは「自分の力だけでは考えられない結果を組織なら出せる」ということ。でもそれが「個の力」を伸ばしきれない原因にもなる。個人事業主のスクール生の子の方が頑張ってるじゃん!!なんてことも何度もあった。女の子だけで圧倒的な結果を出したいのに・・10人いても1人に勝てないなんて。でも頑張ってないわけじゃなく、ただ「窮地に立たされていない」だけなんだ。わずかでも固定の給料が支給され、広告費を払ってる分、集客が出来てしまう。組織が生んでしまう「ゆとり」。でも組織でいる方が、仲間と過ごす中で成長スピードが早く、仲間を自分ごとのように大切にする文化が生まれた。その絆は確かに1人が死ぬ気で頑張っても追いつけない結果を生んでる。

 

【組織】と【全員主役】という相反した価値観を、同時に表現するというのは会社が大きくなればなるほど難しい。いま15人くらいの人数で出来ないのなら、100人になってやるのは大変だと想像できる。

 

ドラマだったら脇役がいるからストーリーが成り立つが、リアルの世界では脇役はいらない。ドラマは観客が観て楽しむもの、リアルは自分が実現して楽しむもの。主役にならない人生なんて送ってはいけない。No.2や、サポーターという立場がダメということでないですよ。代わりがいない自分を作らなくてはいけない。「お母さん」のように。「お母さんには代わりはいない」、もちろんそうだけど、自分の人生の主役の代わりもいないです。みんなにはそれを忘れないで欲しい。

 

その会社を創るわたしは、リーダー。もちろん代わりがいない。