ありがとう。
こんばんは。本日恵比寿店の朝礼のスピーチ訓練のテーマは「ありがとうを伝えたい人」でした。今日のスピーチで話したこと、シェアします。少し長いけど、ぜひわたしからの「ありがとう」、受け取ってください。
先日、母とお出かけしてきました。わたしがファスティング（断食）をしていて、何も食べることが出来ないので、母だけご飯を食べながら、食のこと、仕事のこと、毎日の生活のこと、最近ハマってること、出かけた先のこと、恋愛のこと、いろいろな話をしました。ご飯を食べないと、それはそれで話をゆっくりすることが出来て、話を味わうことが出来て、よかったですよ。
そして母と会うたび思うのは、母はいつも楽しそうで、いつも明るくて、いつも笑わせてくれて、いつもわたしの好きなものをプレゼントしたくて、いつも向上心があって、いつも猫が大好きで、いつも美味しいお酒とご飯が大好きで、どこにでも出かけていつもiPadに思い出を残し、いつもSNSにアップして喜んでいる、変わらぬ姿があるんです。全然老けなくてとっても可愛いし、一緒にいることが心地よいのです。
「母親、べた褒めじゃねーか」って感じなのですが、こう思えるようになったのは、ここ３年くらいの話で、２０年以上、母に対して尊敬したこともなく、感謝したこともありませんでした。片付けや掃除が苦手なところと、ちょっと太ってるところ、お弁当がいつも雑なところと、同じ服ばっかり着てるところ、頭が悪いところがとっても嫌いで、誰よりも「こうなりたくないなー」という対象が母なのでした。反面教師でした。綺麗なお母さんや、きちんとしたお母さんを見るたび「いいなー」と思っていました。決して仲が悪かったわけではないのですが「ママは頼りにならないから、自分の人生は自分で何とかする」そう２０年以上思い続けていたのです。こんな酷いことは言ったことがないけれど、きっと母は感じていたと思います。でも母は変わらず、わたしを愛し、大切にし続けてくれました。
そんな母に対して「れいなが社会で活躍することは、ママから生まれた時から決まってることで、きっと運命なんだよ。」と伝えました。直接です。びっくりじゃないですか？(笑)わたしもびっくりです。でも本当にそう思ったのです。こんなにハツラツとして天真爛漫で何があっても前を向く母の元に生まれた自分が、人にパワーを与えられないはずないなーって。子供は親を選べないけれど、今は両親がわたしを産んでくれたことで、わたしがこうして女性が輝くための会社を創り、社会貢献が出来てるんだなって思うのです。仕事熱心な父親（父のことも昔は大嫌いだった）とパワフルで愛嬌抜群の母親の元に生まれてる自分は、それだけで超恵まれてるなと思えるのです。
本当に本当にそう思えるのは、わたしが娘のように大切に思うことが出来る、会社と仲間のおかげなのです。よく「子供を産むと、親への感謝が湧き出る」という話を聞くのですが、わたしはまだ未婚で子供もいないけれど「見返りを求めず愛情を注ぐ」ということを仲間にしているつもりです。もちろん、まだ「つもり」で、完全に出来てないと思いますが、友達よりも彼氏よりも、仲間とは生涯付き合うつもりで接してるので家族の次に、大切です。大切なものが出来ると、どれだけその愛が尊いものなのか気付くことが出来ます。
社長とは、お金があり、自由があり、時間があり、名誉があり、尊敬される、さぞかし楽しいことばかりの仕事なのだと勘違いして、個人事業主でその世界に足を踏み入れました。実際は、お金もない、自由もない、時間もなければ、実績がないと名誉もない、尊敬も憧れも売上ないからそれどころじゃない（書いてるだけでツラいｗ）社長から始まっていますが、ツラい時期に辞めたくても辞めないでいられたのは、すべて仲間のおかげです。「幸せにするし、一緒に幸せになる」と決めた人の数だけ、真剣に接していればいろんな問題やトラブルも起こります。決して楽をさせてくれない仲間に(笑)、毎日成長させてもらい、仲間が成長を感じられる喜びもいただき、ありがとう。
こんなことを短く、朝礼で伝えさせてもらったのでした。「何かをされたら、ありがとう」ではなく、感謝が沸き上がる毎日を過ごしていると、「満たされない」と思うことがありません。だからわたしは、満たされてるのかもしれません。感謝とか愛って、もらったから返すものではなく、一方的で循環させるものだからね。
（昔からわたしを知ってるみんなは、れいなちゃんが愛とか感謝とか言うんだねってびっくりしてるだろう）
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ってことで、ブス女子特有の上辺の「ありがとう」が嫌いなのです。
いや、文字に表すと「ありがとう～～♡」みたいな感じかな・・(笑)
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