お手本になる女性が少ないから

こんばんは。先日新しい仲間が入ってきて朝礼中に「どんなふうになりたいの?」と聞いたときスピーチで「さえさん(弊社の代表)になります!」と言った場面がありました。わたしはその日その新しい仲間と初顔合わせという状況だったのですが「それは立派な目標だね。でもわたしは全く目指していません。それ以上になると決めています」と伝えました。「それは立派な目標だね」で終わらせることももちろん可能だったのですが(笑)、仲間を想い、あえて伝えた言葉でした。(わたしは相手のことを想ったとき、思ったことはちゃんと伝えるのです。どうでもいい人には「そうだね」と波風立てずに適当に返すこともあります。)

「今働いている会社に憧れの先輩がいない」「会社に尊敬できる人がいない」こう答える社会人はなんと80%もいます。「お手本不在」です。「お手本がいないから仕事頑張れない」くらいのことを言いますね。そして転職してうちに入ってきて「代表のようになりたい」という子がいますが、うちは一人一人に「自分らしさ」を発揮した輝く女性リーダーになってほしいと願っています。

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代表とスクールの生徒さんたちと。美容で独立する仲間同士で結婚式に♡

まずそもそも「お手本になぞる」生き方はおすすめしません。それはわたしが痛いほど経験してるからです。わたしが大学4年で社長に就任したとき、周囲の反応はどちらかというと「ためらい」や「不安」が多かったと思います。何の実績もなく「役職をつけたらもっと頑張るだろうという期待」と、何よりただ自分が社長になりたいという気持ちだけが評価されて社長になりましたので、それもそのはずですね。実績も中身も伴わず、役職だけ立派なので、周囲の反応をいちいち気にするわたしがいました。「きっと代表とわたしが違いすぎるからこんなことになるんだ、代表の真似をしよう」年齢も立場もキャラも得意分野も違う代表の真似をしようと毎日試行錯誤。でも全然出来なくて、疲れてしまいました・・・。「わたしは代表のようにはなれないんだ」と自己嫌悪。でもそんなとき代表に「怜菜の良さを生かしてほしい、それじゃなければ怜菜と一緒に仕事をする意味がない!」と言われたのです。何がきっかけか忘れましたが、疲れ果て、諦め、今のスタイルです。(笑)わたしは嫌われるのを恐れて、人の真似をしようとしていたんですね。みんなから憧れられる「さえさん」になれれば、間違いないんだと思っていました。ある意味では「逃げ」ですね。

すぐ近くにいるわたしや代表を見て「こうならなきゃいけないんだ」そう心のどこかで思っているメンバーは少なくないと思います。でも絶対なれないのですよ。だって別人なのだから。うちは「こうじゃなきゃいけない」と型にはめ込みません。「わたしのようになってほしい」とも望みません。先日この記事にも書きましたが、うちは規律が少ないです。それは自立させるためでもあります。決まったことしかできない人を増やしたくないから。だから「あなたらしさ」「あなたの良さ」を模索しながら、もがきながら、追求していってほしいのです。時には傷つきながらも模索し続けたことが、あなたに厚みを持たせて、輝かせます。そしてそれの果てが、リーダーシップです。「合わせる」「協調すること」も大事ですが、もっと大切なのは「引っ張ること」「影響を与え合うこと」です。どんどん良い化学反応を起こすこと。それが組織の成功であり、結局は自分自身の夢を叶えることに繋がるからです。

「お手本になる先輩がいないから」不安を抱えている女性のみなさん。ほかの誰でもなく、あなたが、自分らしい生き方を歩んでいくのです。そのヒントになるセミナーです。ぜひお待ちしております!

【お知らせ】セミナーを今月特別開催することになりました!

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trc-musume.hatenablog.com

現状の自分を愛せてない方、お越しください。

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明日のブログは、今日に引き続き、ある映画を参考に、自分らしく自立して輝く生き方について書きますね。